春蘭交配苗、大輪散り斑覆輪花 山の端×朱金色花 玉英です。
山の端の特徴で葉が散り斑覆輪です。
考えに考えた交配組み合わせです。
山の端の散り斑遺伝子は実親でないと遺伝しません。
この事は早くから交配に取り組まれている福岡県の桑原氏より
お聞きしました。早くから交配されている方の話しは失敗しない
早道です。
想像ですが、山の端の散り斑遺伝子は核ではなく葉緑体にあるのかも
しれません。葉緑体は核とは別に遺伝子を持ち実親からのみの遺伝です。
ですから花粉では遺伝せず実親にしないと柄がでないのでは?
しかし柄抜けの苗もできますからなんともわかりませんが・・・
玉英の朱金色は劣性遺伝で通常F1では発色しません。
優性、劣性は他の色々な条件により変わると考えます。
玉英の劣性遺伝子が山の端の散り斑の所だけに優性に働き
朱金散り斑覆輪花になるのでは?
咲いてみないとわかりませんが想像は限りなく広がり
目指すはこれまでに無かった夢の花です。
0.プラ鉢3.3号で開花はまだまだ先ですね。