中国産ナギランの縞です。
久しぶりにドキッとするような野生ランです。
春蘭と同じシンピジュウムの仲間ですから山で斑入りが発見されても
固定して栽培できる個体はごくごくわずかです。
中国での自生地域はかなり広いようです。
最近では中国でも人気のようです。
先日の寒波で夏咲のエビネが傷まないか心配していましたが
栽培しているオナガエビネやユウヅルは大丈夫でした。
意外と強いものだと思っていましたが英晃園さんに伺うと
ツルランの新芽が真黒に。そういえばツルランは栽培していません。
自生地域を考えてもツルランは寒さに弱いようです。
紹介のオナガエビネは鹿児島県阿久根市採集です。
採集場所ではほぼ北限ではないでしょうか?
ずいぶん前の採集品ですがボロボロの状態で生き抜いていたようです。
もちろん今は鹿児島県内では採集禁止です。
さすがに強健種です。半作で立派な株になっています。
自生地の鹿児島県で採集禁止ということは山では採集不可能です。
栽培している株は大事にしないといけません。
今年の花は楽しみです。
去年の秋に出た新芽が途中で止まり気温が上がってから伸び始めます。
新芽が中途半端で冬を越すのは南方系の証拠です。
中国春蘭環球荷鼎の縞 始皇帝です。
去年新芽が出ませんでした。
バック木が枯れてしまい結局2本立ちに・・・
力をためて今年こそは良くなってほしいものです。
頑張って春蘭の植え替えをしていますがまだまだ終わりません。
もうそろそろセッコクも植え替えしないと手遅れになります。