エビネとユリ(カサブランカ)のウイルスです。
どちらもウイルスにはかかりやすい種類です。
ウイルスには種類があり見た目にどのウイルスかは
解りませんが、参考までに写真を撮ってきました。
激しい症状と少しの症状は基本的にウイルスの種類の差で
軽傷、重傷ではありません。
ユリについては詳しく解りませんがエビネはについては
感染させないように管理することが出来ます。
まず感染させないためには、ウイルスを判断する事ができるかが一番
大事になります。見て判断できれば一緒に管理する事が無くなり感染の
リスクを下げる事になります。蘭に限らず色々な植物の葉を観察して
ウイルスの症状を覚える事です。棚に置かない、入れないです。
管理している蘭は全て疑い、植え替え時に使用するハサミは一株ごとに
火あぶりするか強アルカリで殺菌します。春蘭、寒蘭は感染のほとんどが
ハサミによるものだと考えています。
エビネは掛かるウイルスの種類も多いように感じますが
適切に管理すれば感染しません。
詳しく書けば長くなりますので時々ウイルスについて紹介したいと思います。
園芸としての知識や経験ですので専門的には正確ではありません。
専門的な意見と経験ではやや違いもあります。
絶対感染させないように管理する事は作業上無理ですし気にすると
ノイローゼになるかもしれません。楽しく栽培するために最低限の
管理法は紹介していきたいと思います。
たまたま出かけた所にありましたので撮影しました。
当店のエビネに感染株はありません。たぶん?
不規則に曲がりながら脱色した所が病状です。
葉全体に症状が出ています。
まだ花には症状が出ていませんでしたが時間とともに
症状が出てきます。
近所の庭植えのカサブランカです。
葉全体が不規則に脱色しています。
ウバユリは感染した木を見た事ありませんが
その他のユリは感染し易いようです。
近所にユリが植えてあれば観察してみてください
必ず感染している木があるはずです。