昨日に引き続き富貴蘭探索です。
翌日と違う場所を探索しました。大量のボウラン自生地を見つけました。
かなりの量ですが沿岸部の自生地と着生の仕方が違うようです。
沿岸部はかなりの大株ですがそれほど大株ではありません。
落ちている株がありました。持って帰りました。
先日26日に見た個体もそうですが
葉が短く締まっています。寒さに適応した葉姿かもしれません。
落ちた個体をよく観察すると新根が出ていません。
風蘭と違い葉と葉の間隔が広く軸が伸びます。
子を出しながら更新していきますが、軸が伸びた木は根が出なくなり
最終的に木に活着していた根が腐り
蘭の重さで落ちてきて株の寿命を迎えるようです。
株の中には枯れた個体が混じっています。
ここまで数十年はかかっていると思います。
風蘭は古くなっても新根が下りますから新根が木に到達しないぐらい
軸が伸びるのにかなりかかりますからボウランの方が
早く落ちてくるようです。
落ちて枯れかけた木です。さすがに助けるのは無理かな?
落ちて日にちが経っているのか傷んでいます。
傷みが激しいので持って帰るのは諦めました。
写真ではわかりにくいですが、かなり腐っています。
この株は着いていた木が枯れて腐って落ちたようです。
整理した木の幹のようですが飾っているようでしたので
採りませんでした。
さすがに生育はできません。枯れた個体があります。
最終的に枯れてしまいます。
誰かが拾って木のうろに挿していました。活着していません。
そのままにしてきました。
風蘭があると思い探しましたが見つかりません。不思議です。
ボウランの勢力が強いと風蘭が増えにくいようですが全然ない事は
普通ありません。不思議だ~
見つけられないのかも?それとも採られてしまったのか?
10キロ以上離れた場所で見つけました。
人家のクスノキです。大株になっていますが1株しか見当たりません。
写真は枝だけですが庭のクスノキにしてはかなり大きな木です。
とても人工で付けられない場所ですから自然に着いた個体です。
密集した中心が風蘭で回りはノキシノブです。
近所を探しましたが見当たりません。
普通は一株だけの自生は考えられません。どこか近くに着いている木が
あるのかもしれません。
涼しくなり忙しくなりますから観察もこの辺で止める予定です。
また暇になったら探してみたいと思います。